プラスカーペット

パンチカーペット

パンチカーペット

短くて細かい線維をある程度の厚みにしておき、ニードルのついた専用の機械で圧縮したフェルトのような生地のことです。そのため、ニードルパンチカーペットとも言います。意外と丈夫で色々な使い方が出来る生地なので、インテリアや手作り小物などにもかなり活用できますよ!


利点

線維が細かいため、衝撃や音を吸収する性能が高いのが特徴です。そのため、演劇の舞台や車の内装、スピーカーなどの装飾やクッションとして頻繁に使われています。圧縮製の高いものはかなりしっかりとして厚みがあるため、そのまま洋裁の生地としてバッグなどを作る事もできます。表面は平らなので滑らかに見えますが、絨毯や他のカーペットに比べると滑りにくいため、階段や玄関などの縁に敷いて滑り止めとして使う事もできます。また、比較的安い価格で購入できることから、断熱材の代わりにウッドカーペットの下に敷いて使ったり、絨毯代わりにも使えます。

欠点

ニードルで刺しながら機械で圧縮しているため、長期間使用していると生地の表面や裁断面から線維がぽろぽろと抜けたり剥がれたりしてしまうことがあります。また、大変水分を吸収しやすく、裏面にビニール加工が施してあっても場所によってはカビやダニなどが発生することがあります。また、床や車の内装として使う場合には両面テープか専用の接着剤などを使う必要があります。しかし、不要になったり汚れた時に剥がそうとすると両面テープや接着面に生地や線維がくっついて剥がれてしまい、綺麗に剥がせない事もあるようです。

種類

耐火・不燃線維・防カビ

不燃線維を使った耐火加工のパンチカーペットは、床や壁の衝撃吸収剤・防音材として人気があります。また、表・裏面に防カビ加工を施したタイプも増えているため、一時的な展示会場などでの利用だけでなく、一般家庭での床材・壁材利用にも向いています。


カットタイプ

一般的には、大きなロール状のパンチカーペットを必要な大きさに合わせて使いますが、始めから適度な大きさにカットしてあるものです。中には大きなロールから必要部分を切り取った後のニードルパンチカーペットなどは、通販でも激安価格で販売されています。こういった価格の安いタイプは、丈夫なフェルト生地として、靴やカバンなどに利用される事もあります。


リサイクル対応

展示場・劇場・舞台などの装飾やセットとして使われることの多いニードルパンチカーペットは、今までほとんどが使い捨てにされていました。しかし、一度使ったものを再利用できるように、表面の加工に工夫したり専用接着剤を使うことでリサイクル対応になっているものも多くなってきました。また、製造過程で使う繊維自体にリサイクル繊維を使ったものも出てきており、環境へ配慮したタイプも増えています。


選び方・使い方

大きさに・機能性

どんな長さにもカットすることができるため、自分の欲しいサイズを測って購入するのが一般的です。パンチカーペットにはあまり沢山のデザインや色のものがないため、防音性に優れたもの、値段が安いもの、接着・取り外しが楽なもの、など使う目的に合わせて機能性で選ぶのがおすすめです。

接着剤

セルフDIYで使う場合には、接着剤がはみ出してしまって見た目が汚くなったり、剥がすときに綺麗に剥がれないなどで悩んでいる人も多いようです。そのため、カバンや車の内装など、ぴったりと接着させる必要のない場合には、生地を縫い合わせて止めるのもお勧めです。接着剤の種類や、剥がす予定のある人は剥がしやすい素材のものを選ぶのもポイントですね。